「かざみどり」は皆さんご存知の“風見鶏”のことです。
“風見鶏”は鶏をかたどった風向計のことで、鶏が向く方向によって風向きが分かるものです。

 八丈島は黒潮暖流の影響を受けた「海洋性気候」で、他のダイビングが盛んな地域よりも海から吹く風の影響を強く受けます。

そしてビーチエントリーが主流のダイビングスタイルの島なので、「風」というものはとても重要な要素になります。

 皆さんを安心・安全にご案内できるように「風」はもちろん、「潮流」などの海況に影響する要素を的確によみ、八丈島の素晴らしい海を感じてもらいたい、という思いが込められています。

 そして「かざみどり」にした理由にはもう1つあります。

 私の好きな小説の中で、喫茶店「風見鶏」というお店が登場します。

その喫茶店には、髭を生やした絶品のコーヒーを淹れるマスターがいて、主人公をはじめとする多くの登場人物が集まり、マスターに相談を持ち掛けていきます。

相談を受けたマスターは登場人物に寄り添いながら応えていき、物語りが進んでいくという内容の小説です。

 「かざみどり」にもたくさんの人が集まり、お客様に寄り添っていけるお店にしたい、という思いから「かざみどり」にしました。

代表 藤原 祐介